09/05/07 12:31:34 0
店員はおらず、自動販売機がずらり。大阪市や神戸市の中心部で、こんな「無人カフェ」が人気を集めている。
経費削減、ボーナスカットと暗い話題ばかりの中、「1杯350円のコーヒー代も節約したい」という会社員
らにとって、都心のオアシスになっている。
◇
平日の昼下がり。大阪市北区の大阪駅前第3ビル地下1階の「DRINK STATION」はお客でいっぱいだった。
1本80~100円の缶コーヒーやジュース、食べ物の自販機が4台並ぶ。店員はおらず、約20坪に約50席。
会社員や学生が書類や本を読む光景は、喫茶店と同じだ。
週に3回程度利用する会社員男性(67)は「喫茶店だとコーヒーがここの倍以上。不況のご時世、1円でも安く
すませたい」。大阪市淀川区の専門学校生女性(22)は「清潔なのがいい。歩き疲れた時、安く休める」。
店は今年2月にオープン。お客の入りは堅調で、1日に推定600~700人が訪れる。自販機管理のウエックス
(大阪市大正区)が運営。96年から出店を始め、同市北区を中心に14店舗を展開する。尾松伸二事業部長は
「狭い土地でも出店できる。カフェ形式にすることで、ライバルのコンビニや他の自販機と差別化できる」と話す。
2時間に1回はスタッフがまわって掃除。店の様子は天井の防犯カメラが監視する。店によって「カウンターのみ」
「無線LAN対応」などの特徴を出す。
自販機管理の日東エースベンディング(大阪市北区)は、昨年春から神戸市内で「ベンディングカフェ」を展開する。
平均的な自販機と比べ、売り上げは倍以上という。「街には自販機があふれ、利益が上がりにくい。カフェが新しい
ビジネスに育つか見守りたい」と担当者。
[朝日新聞]2009年5月7日
URLリンク(www.asahi.com)
つづきは>>2
無人カフェ「DRINK STATION」には会社員らが次々と立ち寄る=大阪市北区の大阪駅前第3ビル地下1階
URLリンク(www2.asahi.com)