09/05/06 17:50:45 JlVyjK+o0
>656
農民への搾取が酷かった江戸時代、幕府は
身分制度で「士農工商」として農民を2番目の身分としたり
「商」の下に「穢多・非人」という賎民身分を作ることで
農民の不満を逸らそうとしたんだよ。
彼らは卑しいとされた仕事(皮革加工業など)に従事し
条件の悪い土地(河川敷など)に居住することを強いられたそうな。
厳しい差別もあったけど、職業の独占と免税などの特権もあった。
明治時代になると欧米の外圧もあって身分解放令で建前上
賎民身分は廃止されたけど、職業の独占と免税特権がなくなっただけで
社会差別は全く無くならず、被差別部落はかえって可哀想なことになった。
で、大正期になって被差別部落の人権救済を目的とした
全国水平社が登場して創立宣言出したり糾弾闘争をしたりする。
このくらいは日本史の教科書に書いてある、秘密でもなんでもない話。