09/05/07 04:19:24 S2LtFcRu0
水際対策はあまり有効ではないという理論の根本は、
・理想的な水準の水際対策にかかるコストや技術水準を多くの国は保有していない
・その分のコストを感染者対策にまわした方が多くの国では効率がよい
・技術やコストもないのに無理に水際対策を取ろうとすると、渡航禁止や過度の隔離検疫策しかない
(香港や中国がやってるような、人権侵害の大きい対策になる)
これらは間違いなく正論で、ほとんどの国はこれに従っている
ではなんで日本がこれをしないかというと、
日本はそれなりの検疫技術をある程度低コストで利用ができるために、
水際対策コスト<国内対策コストになっている
無論、島国故に検疫ポイントの確立が簡単という事情もある
(先進国でも欧州では全部の国境越え道路で検疫なんて不可能)
日本は、水際で防いでいる方が国家全体としてコストがかからない例外的な状況にある
検疫技術水準と国家規模・地勢
このあたりの基本的なことを無視して、「WHOが言ってるから~」は馬鹿としか言いようがない