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WHO「6」引き上げの公算 軽微大流行を宣言も
URLリンク(www.47news.jp)
WHOのライアン警戒対策部長は2日の定例記者会見で、引き上げるかどうかを
「今後数日の事態の進展」で判断できる可能性があると述べる一方、「フェーズ6は
症状の重さでなく地理的な感染拡大を示す」と強調。国境閉鎖や渡航制限の勧告を
伴わない、事実上の「マイルド(軽微な症状の)パンデミック」宣言にとどまる可能性もある。
WHOが引き上げをめぐる判断を迫られているのは、英国やドイツ、スペインなど欧州地域
を中心に感染者の確認が増え続けていることに加え、発生源とみられるメキシコなどへの
渡航歴のない人まで多数巻き込んだ「地域社会レベルの持続的感染」が確認される可能性
があるためだ。
同当局者によると、決め手となる「人-人-人」の3代にわたる感染報告が今月に入って
欧州諸国から出始めている。
WHOの警戒水準の定義を適用すると、北米以外で持続的な感染が確認されれば
「6」への引き上げ条件が整う。感染が確認された国・地域は2日にアイルランドが
加わり計18となった。
各国政府や有識者の間には、WHOによるパンデミック認定には大きな社会的影響力があるため
「簡単に上げるわけにはいかない」(国立感染症研究所の田代真人氏)などの意見も出ている。