09/05/05 15:47:50 g5D/NH2S0
日清・日露の両戦争を「朝鮮半島への侵略」と評価することは世界史を無視した矮小な視点
である。その視点とは「朝鮮半島側の視点=半島史観」だ。>>934
あの時代は、帝国主義列強(英・米・仏・独・露・伊他)が争って領土競争をしていた時代
であり、欧州からの東周り・西周りでの侵略がとうとう極東に達し支那は侵食され、日本は
明治維新で独立をどうにか保っていた時代だ。日本にしてみれば、阿片戦争・天津条約など
欧米露の列強による清国侵略が進む状況で朝鮮半島の安定が日本の安保上重要であったのだ
が、清の属国であった朝鮮がそのまま清と同じく欧米列強に侵食されては、日本列島の平和
と安全が脅かされてしまうので、明治政府は半島の自存自立を望んだが、宗主国である清は
朝鮮の独立を認めなかった。朝鮮の独立をかけた日清戦争の日本の勝利により、下関条約が
1895年に締結され朝鮮は独立した。大韓帝国は1897年下関条約締結の2年後に独立
した。それでも閔妃の様な利己主義者による国家の私物化と事大主義が蔓延し、独立国とし
ては自立発展が出来ずに、朝鮮領土の保全防衛も出来ずロシアに侵食される事態となった。
日本は、ロシアの朝鮮半島侵略を防ぐため日露戦争へと至ったのである。日露戦争の勝利に
よりロシアの南下侵略を阻止し、アジアの独立を守ったのである。19世紀末から20世紀
初頭は、この様な帝国主義が世界標準だった時代なのだが、朝鮮半島の視点から見たら最終
的に日本に合邦されてしまったので「侵略された」ということになっているだけの矮小化し
た無知な半島史観だ。こんな歴史観では人類史は理解できない。日露戦争は近代史上初めて
有色人種が白人に勝った戦争であり、白人による全世界植民地化競争の終焉であり、有色人
種の各民族自存自立への転換点だったのだ。大東亜戦争は、日本の敗戦で終わったが、戦い
の理念として掲げた有色人種に対する人種差別撤廃、植民地廃棄は21世紀の現在、アジア
各国は独立し、民族・国家の自存自立が実現している。矮小化した半島史観でこの150年
の歴史を見ると歴史を見誤ることになる。この150年間に、日本人が人類史に打ち立てた
輝かしい功績を隠蔽したい勢力に洗脳されることなかれ。