09/05/03 16:36:57 Wxt6ZxTU0
>>446
インフルエンザのA型は、必ず抗原性変質が起きる。
抗原性変質が起きないA型ウィルスは絶対に存在しない。
(免疫性が長期的に有効なのは遺伝子構造が比較的安定しているB型)
同じA香港型、Aソ連型でも。流行年により、
症状が違ったり、重篤が多発するケースがあったり、何度もかかるのは
抗原性変質が、主な原因。
だから、インフルエンザは毎年のように流行し、
ワクチンは毎年新しく作られる。
A香港型、Aソ連型は臨床データが豊富なので的確なワクチンが作れる。
新型インフルエンザもA型。
だから必ず、抗原性変質が起きる。
しかも、まだ若いウィルス。
どのように変質するか、予測できるほど臨床データが全くない。
ワクチンの製造の着手の前段階としての臨床データ採取が急がれる。
シミュレーション技術が向上しているとはいえ、
シミュレーションは、臨床データによる基礎データが欠かせない。
人が異なる性質の子供を生むのと同じように、
A型ウィルスは、人-人の感染により、抗原性は変質していく。