09/05/03 08:13:36 0 BE:617259029-2BP(222)
高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)のごみ箱に、家庭からのごみの持ち込みが
後を絶たない。燃えるごみ、生ごみだけでなく、壊れた扇風機やバッテリーなどの粗大ごみもあり、
仕分け場はごみの山だ。清掃員が見つけて制止しても「当然の権利」と聞く耳を
持たない人もいる。大型連休(GW)や年末年始は年間でも〝不法投棄〟が最も多い時期。今年は
高速代「1000円」の割引きで清掃員たちは戦々恐々だ。交通の要衝に位置する
基山PA(三養基郡基山町、福岡県筑紫野市)で現場を見た。
GW後半初日の2日、基山PA下り線のゴミ仕分け場。清掃員がゴミ袋を仕分け台にひっくり返すと、
燃えるゴミに混じって缶が音を立てて転がった。「せめて分別ぐらいしてくれたらいいのにねぇ…」。
汗ばむほどの陽気に、清掃員は額に汗を浮かべ、ひたすら作業を進めていた。
持ち込まれるゴミはさまざまだ。旅行で長期間家を空けるためか、生ゴミをまとめた袋も多く、
野菜や食べ物が最も多い。布団などの粗大ゴミが放置されたり、釣りの仕掛けを丸めて捨ててあったため、
清掃員が針でけがしたこともあった。闇夜に紛れてテレビや冷蔵庫など処分費用のかかる
大型家電などが植え込みに捨てられていたこともあり、「家の近所ではそんなことを
しないだろうに」とまゆをひそめる。
(中略)
不法投棄防止に有効な手だてがないのも実情だ。「持ち込み禁止」の張り紙や啓発はほとんど効き目がない。
大きなごみ袋を持っていても、「明らかな持ち込み以外は注意しづらい」と
西日本高速道路メンテナンス九州・井口謙一福岡事業所長。清掃員の注意に「高速料金を
払っているのだからこれぐらい当然」と言うドライバーもいる。
観光バスの添乗員が、車内で食べた大量の弁当がらを捨てるのを見たPA従業員は「やめてほしいと
(後略)
*+*+ ひびのニュース 2009/05/03[08:08] +*+*
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