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世界に拡大している新型インフルエンザのウイルス「H1N1」は、少なくとも
2種類の北米産豚インフルエンザウイルスが組み合わさってできたとみられることが、
米コロンビア大のラウル・ラバダン博士らの暫定的な遺伝子解析で明らかになった。
「鳥や人のインフルエンザウイルスも混じっている」といわれた部分は、既に
10年以上前から豚のウイルスに組み込まれていたという。感染症対策の専門誌
「ユーロサーベイランス」(電子版)に発表された。
新型ウイルスはまだ豚から検出されておらず、世界保健機関(WHO)は
「豚インフル」の呼称をやめたが、今回の解析結果は、対策を進めるうえで
豚が依然、ウイルスの宿主として重要であることを示している。
研究チームは豚から検出されていないことについて、「調査が不十分なのか、
まだウイルスが組み合わさったばかりで豚の間に広がっていないのかは分からない」
としている。
この2種類の豚インフルエンザウイルスは、いずれも北米で1998年から豚の間
に感染が見られていた。うち一つが鳥と人、豚のインフルエンザウイルスからできた
三重集合体だという。
一方、新型インフルエンザウイルスには、ユーラシア大陸で92年に確認された
別の豚インフルエンザウイルスの一部も含まれていた。ユーラシア大陸のウイルスが
北米に入り込み、今回の新型ウイルスにつながった経緯は不明という。
▽資料画像:新型インフルエンザウィルスが出来た経緯
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽読売新聞
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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