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柔道・講道館六段の腕前を持つロシアのウラジーミル・プーチン首相(56)の著書をもとに編集された
「プーチンと柔道の心」(朝日新聞出版)が刊行された。親交が深く、編集に携わった山下泰裕さん(51)は
「クールな首相とはずいぶん違う素顔がよくわかる」と話している。
00年の大統領就任前に柔道仲間3人で書いた「プーチンと学ぶ柔道」をもとに編集された。柔道の歴史や礼法、
ロシア流の練習法などが紹介され、すでに英語やフランス語、ドイツ語などにも翻訳されている。
山下さんも「説得力があり、よく考えられている」と感心する内容だ。
今回は元NHKモスクワ支局長の小林和男さん(69)によるインタビューも収録された。プーチン氏は
「私は子供のころ不良だった。柔道と出会っていなかったらどうなっていたかわからない」と明かし、
「柔道は相手への敬意を養う。単なるスポーツではなく、哲学でもあると思うのです」と持論を述べている。
山下さんは「首相は国益が大事で冷静だけど、体の中には温かい血が流れていると感じる。
日本が抱くイメージとは違って、ロシア人は気さくで人情味がある。この本を通じて正しい認識を持ってもらえれば」と話す。
プーチン首相は11日に来日予定。山下さんはその際、この本を手渡すつもりだという。(柴田真宏)
朝日新聞 プーチン首相柔道本刊行、山下泰裕さんも感心の練習法
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プーチン首相(左)と山下泰裕さん=05年12月、サンクトペテルブルク、山下さん提供
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