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愛媛県の南西部に広がる宇和海で、サンゴに異変が起きている。同県愛南町では
サンゴを食べる天敵のオニヒトデが大発生し駆除に追われる一方、生息域が北上し
新たにサンゴが定着した宇和島市は、観光資源として活用を始めた。
原因は明確でないが、温暖化による海水温上昇を指摘する専門家もいる。
遊覧船やダイビングなどサンゴを利用した観光で売り出している愛南町。
2006年度のオニヒトデ駆除数は18匹だったが、
07年度は646匹に急増。08年度も149匹に上った。
オニヒトデは1匹当たり年5-13平方メートルのサンゴを食べるとされる。
町は駆除を潜水士に依頼しているが、商工観光課の山本正文係長は
「とても取り尽くせる数じゃない」と悲鳴を上げる。
愛媛県水産研究センターによると、この約30年間で宇和海の年平均水温は0・7度上昇した。
一方、愛南町の北に隣接する宇和島市津島町では06年、沿岸部に
サンゴが広がっているのが初めて確認された。市水産課によると30種類以上。
ダイバーが「沖縄と比べても大差ない」と太鼓判を押す見事さという。
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
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