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週刊少年ジャンプに「よほど劇的なことがないとデビューはムリ」と断言され、その他の編集部でもことごとく
「昔のサンデーに載ってるような絵柄」「展開の遅さは致命的」と言われ撃沈していた漫画家が、その後に品川
区議会議員補欠選挙で初当選し、政治家になっていたことが判明した。
その漫画家とは安藤泰作(あんどうたいさく)氏で、ペンネームを庵堂田吾作として2001~2004年にかけて編集
部に漫画原稿を持ち込みをしていた(当時30歳前後)。明確にはプロの漫画家になっていないので漫画家志望者
ということになるのだが、どの編集部に原稿を持っていっても掲載に結びつかなかったようだ。
その持ち込みのようすはすべて庵堂田吾作公式サイトに掲載されており、ジャンプやチャンピオン、コミックビ
ーム、ヤングアニマルなどに持ち込みしたときのようすが語られている。漫画に関しては多くの編集部で酷評さ
れており、脈があったコミックバンチも最終的にはイラストの掲載のみで連載には至らなかったようだ。
<漫画を持込した各編集部の反応>
・週刊少年ジャンプ「女の子が可愛くない」「言いたいテーマを統一できていない」「漫画家の年齢なんて関係ない」
・コミックバンチ「女の子が可愛くない」「バスケ好きな気持ちは伝わってくる」「絵は描きなれてて良くできている」
・ヤングアニマル「女の子が可愛くない」「仕上げはただ単に雑にしか見えない」「漫画は、読者に努力を要求してはいけない」
・月刊少年ガンガン「女の子が可愛くない」「世界観がリアリティーない」「アフタヌーンに載ってそうな漫画」
・アフタヌーン「女の子が可愛くない」「結末が見えるやり方はやめた方がいい」「まあまあ読める話だが、どこかで見たことある」
庵堂田吾作公式サイトは2005年をもって行進が止まり、しばらくして品川区議会議員補欠選挙で初当選を果たすという展開に
『2ちゃんねる』でも話題に。やはり漫画家志望者が突然政治家になっていたことに対して多くの人が驚いたようだ。
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