09/05/01 14:23:16 0
・《茨城県土浦市で昨年3月に起きた連続殺傷事件で、殺人と殺人未遂などの罪に問われた金川真大被告
(25)に対する初公判が1日午前10時6分、水戸地裁210号法廷で開廷した》
《弁護側は冒頭陳述の読み上げを続ける。弁護人の甲高い声が法廷に響き渡る》
弁護人「被告人の精神状態については、統合失調症もしくは、自己愛性人格障害など、何らかの精神疾患に
罹患している疑いがあります」
「しかるべき精神医療を施す必要性が高い状態にあります。犯行の原因の主要部分には統合失調症、
人格障害そのほか、何らかの精神疾患があります」
「死刑になるのが目的で、唯一の希望として死刑を熱望していました。犯行時はもちろん、現在もそうです。
死刑になることが目的です。刑罰の存在で犯行を躊躇したことはない。死刑の存在によって、犯行を促された。
死刑は極刑ではなく、唯一の救いであり、ご褒美だったのです」
《「死刑はご褒美」という言葉に法廷が少しざわついた》
《そして、頑強な死刑願望が消える可能性に触れた》
「3つの思想のもとに、ひたすら1人で考えて人格が形成されました。幼少期のトラウマなどによるものでは
ありません。7~8年に渡って死刑になりたいという感情を抱き続けました。このことについて誰かと議論した
わけではありません。内心で迷ったこともありません」
《他人と接さない内向性が、極刑を望む気持ちを増幅させたと断じた》
「被告人は人とほとんどまじわっていません。家族とも会話せず、恋愛経験もありません。ときおりアルバイト
するほかはゲームと思索の日々でした。人生観の修正を試みようとする人物は誰もいなかったし、修正を
促されることもなかった。今なお死刑を熱望している被告人の態度は、独特の思想に基づくが、誤りに
気付けば態度は激変します」
《そして過去の更正の実績に言及した》
「高校時代、課題を出さなくては卒業に関わるというとき、教諭が説得したが『卒業など意味はない。
死にたい』と話して取り合わなかったのです。しかし弓道部の仲間に説得され、考えをひるがえし、
課題を出したことがあります」(抜粋)
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