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障害者団体向け郵便料金割引制度の悪用事件で、大阪地検特捜部に逮捕された障害者支援団体
「白山会」(東京都文京区)の会長守田義国容疑者(69)が「民主党の牧義夫衆院議員(51)=愛知4区=
に『競合している団体の活動を抑えてほしい』と頼んだ」との供述をしていることが1日、捜査関係者への
取材で分かった。
牧議員は昨年5月、衆院経済産業委員会で、制度悪用したダイレクトメール(DM)発送に関する質問を
しており、特捜部は関連を慎重に調べている。
牧議員はこれまでの取材に「依頼を受けて質問したわけではなく、違法性はないと思っている」と話している。
関係者によると、守田容疑者は調べに、「牧議員と昨春面会した際に、兵庫県尼崎市などの3団体が制度を
使いアダルト広告を送っていることを批判した」と供述。さらに「競合する団体なので動きを抑えたかった」と
話している。
3団体は、白山会とは別の広告代理店と提携して制度を利用したDMを格安発送。牧議員の質問後、3団体の
刊行物は郵便事業会社(日本郵便)の調査を受け、承認取り消しや廃刊となった。
ソース
山陽新聞 URLリンク(www.sanyo.oni.co.jp)