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東欧ハンガリーで経済が減速し社会不安が増大する中、少数民族のロマ人、いわゆるジプシーに対する反感が強まり、
相次ぐ殺人事件にまで発展している。政府は反差別・反暴力を訴えて事態の沈静化を図ろうとしているが、
事件の捜査は進展していない。何世紀もの間ヨーロッパ社会が内包してきたジプシーに対する差別問題が、
経済危機の中でまた表面化した形だ。
極右グループの犯行と断定
ハンガリーの首都ブダペストから北東 210キロの村、ティサロエクで4月29日、ロマ人青年、ジェノ・コカさん
の葬儀が営まれた。コカさんは1週間前に行方不明となり、村はずれで射殺体となって発見された。警察当局は手口や
遺留品などから、今年に入って少なくとも4件のロマ人殺人事件を起こしている、極右とみられる同一グループによる
犯行と断定。有力情報の提供者には5000万フォリント(約2250万円)の賞金を出すとして、
検挙に全力を挙げている。
AP通信によると、昨年7月以来、ハンガリーではロマ人に対する襲撃事件が頻発しており、殺人の場合の手口は、
射殺、ハイウエー沿いの寒村で発生…と共通点が多い。ドラシュコビッチ・チボル法相(53)は「プロの手口だ。
犯人を捕まえない限り、ハンガリー社会に安寧はない」と事態を重視。殺し方が手慣れていることから、警察や
軍関係者にまで捜査対象を広げるという異例の態勢をとっている。
[産経新聞]2009.5.1 11:37
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
つづきは>>2
極右とみられるグループに射殺されたジェノ・コカさんび葬儀が営まれた日、自宅では家族と親類縁者が悲しみに暮れた
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