09/05/01 08:58:38 0
・著作権制度の根本的なあり方を議論する文化審議会著作権分科会の「基本問題小委員会」
第1回会合が20日に開かれた。参加メンバーの半数以上が権利者で占められる同小委員会では、
著作権制度の議論では権利者が軽視されているといった意見が多数上がったほか、日本版
フェアユース規定については導入に慎重な議論を求める声も上がった。
JASRACのいではく氏は、「権利者を尊重すべき」という前提で議論を展開すべきとコメント。
また、補償金制度の結論が出ない理由については、「人のものを黙って取ったり使ってはいけない
という、人間の基本的なところが尊重されていない」ためと指摘。「無から有を生み出す労力を
無視して、利便性を求める議論だけをしても結論は100年たっても出ない」として、権利者側が
尊重されていないと批判した。
さらにいで氏は、過去の著作権分科会で主婦連合会常任委員の河村真紀子氏が、「自家用車で
聞くために、消費者はもう1枚同じCDを買うのか」と疑問を投げかけたことを取り上げ、
「当然だと思う」と説明した。
「家にあるコーヒーを車で飲みたければ、持ち出すか外で買えば良いのと同じ。車で聞きたければ
CDを持って行くか、それがいやならもう1枚買えば良い。CDの自宅内でのコピーは認められては
いるが、コピーを持ち出すのは『基本的に全面OK』ではない。自宅内で使うものは仕方がないから
認めるという程度。そういうことがきちんと理解されず、既得権のように当たり前になるのは
非常に危険だ。」
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)