09/05/01 06:50:54 0 BE:1920358278-2BP(222)
トヨタ自動車は、国内の市場調査や広告、宣伝の機能を統括する新会社を、来年1月に
設立する方針を固めた。技術部門主導の新型車の商品設定が消費者離れを招いたとして、
旧トヨタ自動車販売が持っていた消費者の声を本社中枢に届ける機能を復活させる狙いがある。
豊田章男次期社長(52)の肝いりプロジェクトで、新会社の会長には豊田氏自らが就く予定。
新会社は広告会社デルフィスなどの子会社と、宣伝などトヨタ社内の関連機能を統合して発足させる。
トヨタ社長が子会社の会長に就任するのは異例だが、これは新会社がトヨタと対等に
ものがいえる関係をつくるためだ。社長には、豊田氏の販売戦略を補佐してきた
高田坦史専務(62)が就任する。
トヨタが自販の機能復活を目指す背景には、国内販売の低迷がある。08年度の新車販売は
37年ぶりに300万台を割り込み、ピークだった90年度の半分の水準に落ち込んだ。
米金融危機の影響だけでなく、日本の狭い道に合った車や低価格の車が少なくなり、
若者の車離れが起きたとの分析もある。
*+*+ asahi.com 2009/05/01[06:49] +*+*
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