09/04/30 22:04:05 kWy4UNaA0
「いま非常に緊張した状態だ。何がきっかけとなるかまだ分からないが、なにかあると思う。実にいやな感じだ。」と述べ
次のような事実を紹介した。
「米国、カナダ、メキシコの首脳は8月12日、モルドー市で「安全保障と繁栄のためのパートナーシップ」会議を開催した。
まだ北米には上陸していない【鳥インフルエンザ】だが、これやこれと同様の脅威のある伝染病が広がった場合、3カ国は歩調を合わせてこれに対処する方針で合意したようだ。」
一見するとコーシーはなぜこれを脅威としているのか理解に苦しむが、
コーシーはこれをブッシュ政権が独裁化する口実として鳥インフルエンザの流行を使うのではないかと疑っているのだ。
これがどういうことか少し説明しよう。
「安全保障と繁栄のためのパートナーシップ」とは、アメリカ、カナダ、メキシコの北米3カ国がテロや災害で共同歩調を取り、
北米自由貿易協定を促進して3カ国の関係の強化を目指した協定だ。
3カ国の首脳が2005年3月に宣言した。
以前の記事の繰り返しになるが、コーシーのような伝統的な保守主義者は、
この協定こそ北米版EUである「北米共同体」を樹立する一歩ではないかと警戒している。
すでに書いたが、コーシーによると「北米共同体」は単なる経済共同体ではないという。
ドルを廃止してAMEROという新通貨に置き換え、さらにアメリカ、カナダ、メキシコの3軍を統合し強力な統一政府の樹立を目指すことが真の目的ではないかという。
これにより、政府は独裁化し、アメリカ人の市民権は否定されるというのだ。
コーシーは鳥インフルエンザの流行による非常事態がこうした体制に移行するきっかけとして利用されるのではないかと警戒しているのである。
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