09/04/30 08:15:03 0 BE:1200224257-2BP(222)
新型インフルエンザの国内での感染を防ぐため、政府は海外から入国する人全員を対象に、
滞在地や健康状態の確認を徹底する対策を打ち出していますが、羽田空港では検疫官の人数が
足りないため、本来の対策が行われていないことがわかりました。
政府は、メキシコなどの発生国から直接入国した人に加え、第三国を経由して入国する人を
通じて国内で新型インフルエンザの感染が広がるのを防ぐため、海外から入国する人全員を
対象に、空港で滞在地や健康状態の確認を徹底する対策を打ち出しています。具体的には、
入国する10日前までにメキシコやアメリカなどに滞在していたかどうかや、発熱やせきなどの
症状があったかどうかを、氏名や連絡先とともに質問票に記入してもらい提出してもらうと
しています。ところが、韓国や中国、それに香港から1日14便の国際線が到着する羽田空港では、
この質問票の記入や提出を乗客に求めていないことがわかりました。到着客らは、係員から
注意喚起の文書を受け取るだけで、体温を測る装置に異常がなければ検疫所で
呼び止められることはなく、ソウルからの到着客は「質問票のことはまったく知りませんでした」
と話していました。これについて、東京空港検疫所支所は「検疫官の人数が足りないため、
本来の対策を実施すると乗客の滞留がひどくなる。限られた要員で精いっぱいの対応を
とっている」と説明しています。
*+*+ NHKニュース 2009/04/30[08:12] +*+*
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