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・「エキサイト恋愛結婚」は22日、結婚相手の年収に関する意識調査を発表した。
「自分より年収が低い男性との結婚は?」と女性に質問したところ、「考えられない」と回答した人は49.0%。
「将来、彼が上回れそうなら OK」が30.9%だった。
アンケートに対しては、次のようなコメントが寄せられた。
「気持ちの余裕のないところに愛も生まれないような・・・ある程度のお金はやっぱり必要です」(24才女性)
男性に同様の質問をしたところ、女性の収入は「かなり上でもOK」が52.5%、「少し上ならOK」が
21.0%だった。同社の分析によると、若い世代では「夫婦で稼げた方がよい」と考える傾向にあった。
アンケートでは「不景気が理由で結婚願望は変化した?」との質問も投げかけた。
「変化なし」が男女ともに6割近くだったが、「強まった」女性は33.5%で「弱まった」女性6.5%のおよそ5倍。
この結果に対して、結婚相談所「関西ブライダル」の代表・杉山貞之さんは、「不況だから結婚したい
というのは今のところはない」という。もっともここ数年、婚活に積極的な女性が多く、相談所を
たずねてくるのは男女比で4:6。その影響もあると見る。
結婚の際、年収を気にする女性は多いのか。杉山さんは「ある程度の収入がないと厳しい」とするも
「結婚は年収ではありません。年収は取っかかりの一つではありますが、男前というよりも女性への
もてなし方が大事でしょう」と話す。アンケートの場合、自分の理想と相手へのギャップがあるとも指摘する。
杉山さんは世の独身男性に対しては、次のようにアドバイスする。
「男性には積極性が必要。当たり前ですが、年収が少なくても結婚している人はいます。では何が
違うのか。決断力です。自分への自信です。家庭を持つにはやっぱり、自信がないとできない。また、いまは
不安でも家を建てたい、将来はこうしたい―そんな夢も必要だと思うのです」
ただし、杉山さんは結婚することで責任を背負うことになり、生活設計をせざるを得ない。そうすることで
自分に自信がつき、仕事にも意欲的に取り組めるようになるのではと話している。(抜粋)
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