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シンクタンクの三菱UFJリサーチ&コンサルティングが09年度の新入社員を対象に行った
アンケートで、ガツガツと出世を狙わず一つの会社で定年まで穏やかに過ごしたいという
社員像が浮かび上がった。
背景には雇用不安があるとみられ、担当者は「はやりの言葉で言えば草食系男子」と分析する。
調査は04年から継続して行っている。
同社が東京、愛知、大阪で開催した中堅・中小の新入社員を対象にしたセミナーで、
1264人を対象に行った。
それによると、同じ会社で定年まで働きたいかとの質問では64%が「働きたい」と答え
過去最高だった08年度の55%を9ポイント上回った。
この質問は04~06年度は44%だったが、07年度から上昇していた。
逆に「自分に向かない仕事ならすぐに転職する」と答えたのは36%にとどまり、過去最低だった。
07年度まで50%を超えていたが、急激に低下している。
雇用情勢が悪化する中、転職や再就職が難しいとの認識が広がり、安定志向に
向かっているとみられる。
会社に望むことの1位は「人間関係が良い」。「能力が発揮・向上できる」などが続いた。
「地位が上がる」は8項目の選択肢の中で最低だった。
また自信があることの項目では「協調性」「忍耐力」が上位を占めた。
逆に「創造力」「積極性」は自信のない項目の上位で、ここでも安定志向を裏付ける結果になった。
ソース:毎日新聞
URLリンク(mainichi.jp)
調査結果(注意:pdfです) 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
URLリンク(www.murc.jp)