09/04/27 17:27:59 0
先日、「今の中学生は学校で筆記体を教わらないから書けない」という話を聞いた。
「えーそうなの?」と、その場にいた高校生と中学生の子どもがいる知人に訊ねてみたら、
「上の子は書けないね~。下の子はノートをはやく書きたいからって独学で覚えたみたいだけど」という。
自分が中学生の頃は“筆記体のテスト”があったような気がするし、
「スラスラと筆記体で文字が書けたら、なんだか外国の女の子みたいで格好いい!」という、
今思うと恥ずかしくなるような理由で、4本の線が入った英語用ノートを使って
熱心に筆記体を練習したものだったが……。いつから学校で筆記体を教えなくなったのだろう?
文部科学省に問い合わせてみたところ、「筆記体は、平成10年に改訂された学習指導要領から
『教えることができる』という記述に変わり、必須ではなくなりました」とのこと。
授業時間が減ったことなどによる負担を考慮して、というのが理由らしいが、やっぱり現場でも
「教えることができる」=「教えなくてもOK」=「教えない」ってことになっているのだろうか?
公立中学校で英語を教えている先生に話を聞いてみた。
「私は教えていないです。よって現在、私の学校ではほとんどの生徒が筆記体を書けません。
とはいえ生徒は何故か筆記体に憧れて書きたがるので、名前くらいは教えたりもしていますね。
積極的に『覚えたい!』と言ってきた生徒には、昔の教材をコピーしてあげたりもしますが、
時々黒板にばーっと筆記体を書くとわーっと声があがるくらい、筆記体はレアな存在になっています。
授業ではコミュニケーションを重視しているのと、海外では筆記体を実際に使用している人が
少ないこともあって、私は教えていないんですよ」
以下ソース
URLリンク(www.excite.co.jp)