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ワクチン製造、豚インフルを優先…厚労相方針
舛添厚生労働相は27日、豚インフルエンザ用のワクチン製造について、
「(毎冬流行する)季節性インフルエンザに優先して行いたい」と述べ、早急に対策を講じる方針を明らかにした。
ワクチンのもとになるウイルスの入手を急いでおり、早ければ今秋にも供給が開始できる。
一方、季節性用のワクチン製造は一時停止する方針で、
今冬の流行シーズンには、季節性のワクチンの十分な供給ができない可能性が高い。
ワクチンは通常、5、6月から製造に入り、供給までに4~5か月かかる。
原料の有精卵や製造設備が限られているため、豚インフルエンザ用のワクチンを製造するには、
季節性用の製造を切り替える必要があり、厚労省が検討していた。
季節性インフルエンザは、国内だけで毎年1500万人近くが感染し、
多い年には高齢者を中心に1万5000人の死亡に影響を与えている。
(2009年4月27日13時34分 読売新聞)
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