09/04/25 16:51:52 0
大麻吸引で飽き足らなかった男は、「禁断のキノコ」に手を出した。麻薬成分を含んだキノコ
「マジックマッシュルーム」(MM)を自宅で栽培したとして、清掃員の男が警視庁に逮捕された麻薬取締法
違反容疑事件。警視庁によると、MM栽培での逮捕は全国初という。かつては繁華街で簡単に買えたMMだが、
法規制が強化され、現在は自家栽培が主流。ガラス瓶、フラスコ、電気ヒーター…。「研究者風」(近所の主婦)
の男の自室に踏み込んだ捜査員が見た光景は、まさに「薬物研究施設」のようだった。
■「大麻よりキク」…部屋には腐葉土やハトのエサも
東京都練馬区を東西に横切る新青梅街道。沿道にはファミリーレストランやレンタルビデオ店が立ち並ぶ。
幹線道路から一歩路地に入ると、極端に日当たりの悪い2階建てのアパートがある。通りを行き交う車の騒音は
聞こえず、あたりはひっそりとしていた。
アパートの一室に、薬物捜査を担当する警視庁組織犯罪対策5課が家宅捜索に入ったのは2月26日。借り主の
関本正信容疑者(30)が、大麻取締法違反(所持など)の現行犯で逮捕されたからだ。
ずらりと並んでいたのは、14本のガラス瓶。中には、土のようなものが入っていて、細長い
キノコが姿を見せていた。狭い部屋にしては大型のヒーターと加湿器や、何に使うか判然としない
フラスコなどが置かれていた。そして園芸に使う腐葉土やハトの餌の袋。「一体何が行われていたのか」。
一瞬、捜査員は混乱した。
ガラス瓶の中の「謎のキノコ」の分析を警視庁科学捜査研究所に依頼し、結果が出て、疑問が氷塊した。
「マジックマッシュルーム」。麻薬取締法で禁止されたキノコだった。
同課は今月15日、同法違反(麻薬原料植物の栽培)の疑いで関本被告を再逮捕した。
同課の調べによると、関本容疑者は昨年12月中旬~今年2月26日の間、自宅で麻薬成分を含んだMM
約4・4グラムを栽培した疑いが持たれている。
関本容疑者は「大麻よりも幻覚作用が強いと本に書いてあった。マジックマッシュルームを作りたかった」
と供述した上で、使用目的で栽培していたことも認めたという。(>>2以降に続く)
▽産経ニュース URLリンク(sankei.jp.msn.com)