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ミツバチが大量死するなどして全国の農家が授粉用の働きバチを確保しにくくなっている問題で、
山口県内でも昨年、14の養蜂(ようほう)家に、群れが全滅するなど原因不明の被害が出ていた
ことが県養蜂農業協同組合(131組合員)の調査で分かった。県内でもイチゴやメロン、スイカの
授粉に使うハチが不足し始めており、栽培農家から組合へ相談が寄せられている。
調査は、米国でミツバチが大量に消失する原因不明の病気「蜂群崩壊症候群(CCD)」が流行し、
日本でも東北地方などで大量死が報告されたのを受け、1月から組合員に聞き取り調査した。
ダニやスズメバチなどを含め67組合員、計430の群れが全滅など壊滅的な被害を受けたことが
判明。うち14組合員、94の群れが原因不明だったという。
三戸基文組合長(64)=山口市=は「ハチ不足が続けば、農作物の価格が上がりかねない」
と懸念する。
農林水産省は島根、岡山両県など21都県で授粉用のハチが足らないとの調査結果を受け、
都道府県間でハチを融通するシステムづくりを急ぐ。
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