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・若者の間で大麻汚染が広がっている。県警は今年3月までに11人を検挙、そのほとんどがサーフィン
関係者だったという。宮崎市内のサーフショップ経営者ら=大麻取締法違反罪で逮捕・起訴=の
アパートなどからは、乾燥大麻約2キロが押収され、プランターによる栽培も確認されている。
事件発覚後、市内のサーフショップには苦情の電話が相次いだ。サーファー=大麻の風評に、
県サーフィン連盟の土居睦生理事(50)も落胆の色を隠せない。
「裏切られた思いだ。本当に波乗りが好きな人間は、いい波が来る前夜は酒も飲まないんだ」
同連盟は「家族で楽しめる健全なスポーツ」をモットーに、県体育連盟への加盟を目指している。
ビーチクリーン活動に取り組むなど風紀管理に力を入れていただけに、大麻は地道な活動に泥を
塗る行為となった。
ところが取材に応じたサーファーの中には「先輩から『サーファーなら大麻くらい吸えよ』と誘われた」
「大麻が禁止されていない国もあるのに、なぜ日本では違法なのか」と罪の意識は希薄で、害に
無頓着な者もいた。
県警によると、大麻が急速な広がりをみせた背景には、注射器を使わずタバコのように吸える
▽種子の所持は規制対象にならない▽末端価格が0・1グラムで約1万円の覚せい剤に対し、
大麻は1グラムで約5000円--などが挙げられる。また、インターネットでも入手できるという
手軽さや、シンナーとは違ってファッション性を求めて広がったともみられる。
「大麻は依存性がなく、たばこより無害」と、まことしやかに語られる。が、果たしてそうなのか。
依存症患者を専門に治療する大悟病院(都城市)の内田恒久院長は「自分にとって好ましい変化が
生じれば、使用頻度は増え、依存に陥ることは十分にある」と話す。
宮崎大付属病院(清武町)の有森和彦薬剤部長も「大麻を使用すると幻覚作用が起こるため、認知機能に
障害が出てくる。大麻をきっかけに覚せい剤など他の麻薬を使用するケースは多い」と警告する。
(>>2-10につづく)
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