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千葉県松戸市消防局の元消防士の男性4人が、訓練での過酷な「しごき」や
「いじめ」を受けて退職を余儀なくされたなどとして、市に計1210万円の
損害賠償を求めた訴訟を地裁松戸支部に起こした。
訴状によると、原告らは2005年4月採用。06年3月27日から
約2か月間、10人で参加した市独自の集中訓練で、指導者の判断により
過酷な「しごき」などを受け、原告1人が訓練期間中に退職。他の原告3人も
訓練で受けた心の傷や、その後の職場でのいじめなどの影響で07~08年に
相次いで退職したとしている。
訓練中に退職した原告は、「1万回の腕立て伏せをやったら守ってやる」と
命じられ、896回で力尽き、退職を強要されたという。
一方、原告側の請求で地裁支部が証拠保全決定した06年の訓練に関する
指導記録では、「焼き入れました」「代わりはいくらでもいる」などの記述が
残されていたほか、発熱や足の負傷などのあった原告などの消防士にも厳しい
訓練を実施していた実態が明らかになり、市は「行き過ぎがあったとみられる」と
して、関係者の処分を検討している。
読売新聞 2009年4月22日08時53分
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