09/04/21 21:34:56 O
・「とりかえしつかないことの第一歩 名付ければその名になるおまえ」と詠んだのは俵万智さんである。
とりかえしのつかない第一歩を踏み出したようなネーミングが氾濫していると感じているのは私だけではないようだ。
「週刊文春」には、「先生が名前を呼べない子供たち」という特集が組まれていた。
一度では、読めない名前が増えてきた。その名付けの変化は、ここ10年劇的だと言うのだ。
その記事の中で、個人的に気になった子供の名前ベスト5は、こんなところ・・・。
【男の子の名前】和源→わーげんくん、天使→みかえるくん、英雄→ひいろくん、強運→らっきいくん、沙風→さあふぁくん
【女の子の名前】愛声→あのんちゃん、絆→はあとちゃん、樹里亜菜→じゅりあなちゃん、楓→はいじちゃん
「名前ランキング2008」には、さらに、こんな名前も紹介されている。奏人→タクト、光舞→テルマ、
月→ライト、獅人→レオト、大虎→タイガ、星穏→シオン、遥空→ハルク、琉煌→ルキヤ、怜音→レイン、
瑠楓→ルカ、望来→ミライ、伶音→レノン、來夢→ラム、心暖→シノン、煌羅→キラ・・・きりがない。何でもありだ。
珍しい名前ををみんなで評価するサイト「DQNネーム」には、4月20日に、こんな名前が新しく
登録された。流楽→るんら、愛々→なな、桜心→ももね、詩映愛→しえら、洛→りいち、美心菜→みふぁな、
翔飛→しょう、肇陽→はっぴ、綺麗麗→きらら、宙大→ゆうだい・・・。
その昔、子供の名前につけたい漢字の意味や読みには、「こんな人になってほしい」という想いが
託されていた。だから、幸・豊・仁・義・礼・智・信・直・博・貴・真・優・秀・良・和・美・清などが使用されていた。
親なら誰もが願う、子供達への想いが同じだったから、よく似た名前も多かった。(>>2-10につづく)
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