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原子力発電所の使用済み核燃料を再利用するプルサーマルが、
十月下旬にも九州電力の玄海原発(佐賀県玄海町)で始まる。
海外では米国、フランスなど五十基以上の原発で実績があるが、日本では初めてで、
九電のほか四国電力が来年一月に伊方原発(愛媛県伊方町)で、
中部電力は来夏に浜岡原発(静岡県御前崎市)でそれぞれ開始予定。
プルサーマルは、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムを
ウランとの混合酸化物(MOX)燃料に加工し、既存の原発で使用する。
再利用によって核燃料のウランを一-二割ほど節約できるとされ、使用済み核燃料の処理も進む。
石炭などの資源を輸入に頼る日本にとっては電力を自給する手段が一つ加わる利点もある。
半面、コストが高く、安全性に懸念があると指摘する声もある。
電力業界は、二〇一〇年度までに国内に五十三基ある原発のうち十六-十八基で
プルサーマル導入を目指しており、関西や中国、東北、北海道の各電力会社も導入準備を進める。
だが十七基の原発を持つ東京電力は〇二年に発覚した原発データ改ざん問題で
計画がストップしたままで、業界の目標達成は難しそうだ。
>>2へつづく
ソース:東京新聞
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動き出すプルサーマル計画
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プルサーマルの歴史
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