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・足利市で90年、松田真実ちゃん(当時4歳)が殺害された事件で、無期懲役が確定していた
菅家利和受刑者のDNAと、被害女児に付着していたDNAが再鑑定の結果「一致せず」と
判断されたことがわかった。
※日本テレビのニュースより。
※元ニュース
★足利の女児殺害:DNA再鑑定、高裁決定へ
・「100%満足できる協議だった」。足利市で90年5月、保育園女児(当時4歳)を殺害したとして
殺人罪などで元幼稚園バス運転手、菅家(すがや)利和受刑者(62)の無期懲役が確定した
足利事件。菅家受刑者が再審を請求して即時抗告していたが、東京高裁は19日、検察官と
弁護士が出席する3者協議で、DNA型を再鑑定することを命じる決定を、近く正式に出すことを
明らかにした。再鑑定を一貫して求めてきた弁護団や支援者は、口々に喜びを語った。
弁護団は協議終了後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見。佐藤博史・主任弁護士は
「菅家さんにとって文字通りクリスマスプレゼントになりそうだ」と笑顔で語った。佐藤弁護士が
千葉刑務所で面会した際、菅家受刑者は「無罪なのだから一日も早く出たい」と話したという。
宇都宮地裁は今年2月、弁護側が独自に行ったDNA鑑定を「資料となった毛髪が請求人
(菅家受刑者)由来のものとする裏付けがなく、証拠価値は乏しい」などとして再審請求を
棄却した。
しかし、即時抗告審では東京高検が10月に「裁判所が実施するというなら、(DNA再鑑定に)
反対しない」との意見書を提出したことで、再鑑定が実施される公算が大きくなっていた。
◇足利事件
足利市で90年5月、保育園児の松田真実ちゃん(当時4歳)が行方不明になり翌日、渡良瀬川岸で
遺体で見つかった。91年12月に元幼稚園バス運転手の菅家利和受刑者が逮捕され、93年7月の
宇都宮地裁の無期懲役判決が、00年の上告棄却で確定した。足利市では79年8月と84年11月、
共に当時5歳の女児が行方不明になり遺体で見つかる事件があり、菅家受刑者が関与を認める
供述をしたとされたが、宇都宮地検は93年2月、「物証が得られなかった」と不起訴にした。