09/04/20 16:53:36 0
若狭湾より北の日本海に多く分布するサンゴの一種ムツサンゴが、約十年ぶりに神戸市垂水区の海岸沖で確認された。
ムツサンゴは、イソギンチャクに似た鮮やかな黄色の触手を持ち直径約五ミリ。約七十年前、青森県の陸奥湾で
発見された。神戸市内では一九九七年に須磨海岸で確認され、その後、岡山、広島県など、温暖な瀬戸内海でも
見つかっている。
今回、確認された海岸沖では、水深約四メートルの場所にある波消しブロックに約十個が付着。
付近には、成長した藻類のワカメやホンダワラが森のように広がっている。
神戸を中心に海の生物調査を続けている須磨海浜水族園の元職員佐名川洋之さん(50)は「地球温暖化に伴う
海水温の変化が気がかりだが、神戸の海は、冷たい海の生き物も見られるなど多様性を示している」と話す。
[神戸新聞](4/20 10:35)
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
小さな花を思わせる姿のムツサンゴ=いずれも神戸市垂水区沖
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
波消しブロックに生息するムツサンゴ(下)。ワカメもたくさん見られた
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)