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任期満了に伴う青森市長選は19日投票、即日開票の結果、無所属新人で元県議の鹿内博氏(61)が、
いずれも無所属で現職の佐々木誠造氏(76)=自民支持=と新人の元市議関良氏(51)の2人を破り、初当選を果たした。
投票率は56・63%で、前回を4・26ポイント上回った。
自民党のほか公明党の地元組織が現職を支援する一方、共産、社民両党が鹿内氏を推す構図となり、両陣営が総力戦を展開。
次期衆院選青森1区の行方を占う選挙として注目されたが、
自民党の津島雄二税制調査会長に近い現職が敗北したことで津島氏には痛手となりそうだ。民主党は自主投票だった。
鹿内氏は「20年続いた(佐々木)市政を変えたいという思いが当選につながった」と勝利宣言。
敗れた佐々木氏は「今後は一市民として青森市の発展を願っていく」とし、津島氏は「非常に残念だ」と述べた。
鹿内氏は、合併前の旧市を含め市長を5期務めた佐々木氏に対し「市民不在の市政」と多選、高齢批判を展開。
共産、社民両党が勝手連的に支援したほか、県議時代や市民運動で培った人脈を生かした草の根選挙で幅広い支持を獲得した。
佐々木氏は国とのパイプの太さなどをアピール。
津島氏が地元に張り付いて県議らがフル回転したほか、連合青森や地元財界などの協力も得たが、
高齢、多選批判の高まりもあり及ばなかった。
関氏は支持が広がらなかった。
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