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BPO「放送倫理・番組向上機構」
4月21日:3月分視聴者の意見集計、発表
URLリンク(www.bpo.gr.jp)
3月の視聴者意見の大きな傾向だが、まず、アクセス方法としてメールによる意見投稿が
非常に増えたこと、そして内容としてニュース・報道番組、
情報系番組での政治報道についての意見が多かったことが挙げられる。
主だったところでは、「小沢献金疑惑」報道に関する意見、WBC決勝に向けての応援FAX報道に関する意見、
総理の講演会報道に関する意見、番組キャスターによる中川前大臣批判報道に対する意見などである。
特に、与野党の報道について「公平・公正」でない、「偏向している」という意見が多数あった。
また、不法滞在のフィリピン人家族報道についての意見も多かった。
スポーツではWBCの報道についての意見があったが、バラエティー番組への意見は少なく、
お笑い番組やドラマへの意見も少なかった。
内容としては、どこの局も同じ出演者、同じ企画の番組が多過ぎる。独自性を出すべきという意見が多かった。
なお、放送局の応対・対応に関する意見・苦情は、先月よりだいぶ少なくなった。
今月も低俗・モラルは多いが、CMに関する意見が30件と増えた。その半数がパチンコCMに対する苦情だった。
不法滞在のフィリピン人カルデロン一家を擁護する報道が続いている。最高裁で判決が出たにも拘らず、
それを否定するかのような報道姿勢に疑問を感じる。
また、最近になってカルデロン・のり子さんが卒業した小学校が「滞在許可」を求めて署名運動をしたとの報道があったので、
私はその小学校に電話をして事実を確認した。すると、その小学校の校長は
「そのようなことは強要していないし、署名にも協力していない」と言っていた。
署名運動は局や弁護団、民間の団体が行っているようだ。
なぜ法を犯して滞在している人物に対してそこまで擁護する報道をするのか理解できない。
法律を曲げるような報道はどうかと思う。
また、カルデロン・のり子さんが同級生と一緒に映っている映像がテレビで放送され、
同級生の女の子の名前まで表示されていたが、治安の良くない社会で、
個人の名前や映像を出すことはその少女を危険に晒すことになるのではないかと不安を感じた。