09/04/18 23:43:11 z3XcAxEy0
* ノルウェー,デンマーク,ロシア,アイスランド,アメリカでも捕鯨をしているが,
いずれも自国の領海内での捕鯨であり,先住民族の伝統を守るための捕鯨となっている。
* 南氷洋という「公海」で捕鯨をしているのは日本だけである。
* 日本国内の伝統的捕鯨の従事者は全国で31人だけ,捕鯨船は5席のみと伝統産業
としてはほぼ壊滅状態である。理由は,日本国政府が自国内での伝統捕鯨(=沿岸捕鯨)
を守ってこなかったことによる。
* 調査捕鯨で得られた鯨肉は日本国内に流通しているが,値段は下がる一方である。
つまり,消費者が求めている肉ではない。
* 例え南氷洋での捕鯨が認められたとしても,それで得られる鯨肉を日本国内で消費
することは不可能で(需要がないから),商業的にも成り立たない。つまり,税金の無駄遣
いにしかならない。
* 現在日本が南氷洋で行っている調査捕鯨も意味がない。費用対効果から見て,税金
の無駄遣いにしかなっていない。
* 鯨食は現在の日本では「珍味」の一種でしかない。どうしてもこの「珍味」を守るのであ
れば,日本領海内の捕鯨を復活させるか,ノルウェーやデンマークなどの沿岸で捕獲された
鯨の一部を輸入するだけで十分であるし,商業的にも成立するはず。
* いくらシー・シェパードといえども,日本の領海内の捕鯨には反対できない(領海内には
入り込めないから)。彼らが反対活動できるのは「公海での捕鯨」だけであり,日本が「公海
での捕鯨」をしているからだ。