09/04/17 17:52:41 0
「野菜バカ」という人種をご存知でしょうか。
野菜をたくさん食べようとするあまりに、野菜の栄養がまったく吸収できていない人のこと。
「カラダや肌、ココロに元気をつけたい!」という健康志向が高まる昨今、自分に足りないのは
野菜の「量」だと勘違いしている人が増えているんです。
“食べる”ダイエット法を提唱し、世の女性から圧倒的な支持を得ている管理栄養士・伊達友美先生は、
「特に美容と健康意識の高い人ほど、野菜バカになっています!」と警鐘を鳴らします。
「野菜を食べることは確かにいいことだけれど、野菜ばかりを食べていれば健康かというとそうではありません。
人間に必要な5大栄養素の1番目は“たんぱく質”、2番目が糖質である“炭水化物”、3番目が“脂質”。
この3大栄養素を体の中でうまく代謝させるのに必要なのが、補酵素として働く“ビタミン”や“ミネラル”です。
つまり野菜は必要な順番でいうと4、5番目! いくら必死に食べても、肉・魚やお米、油などを
摂っていなければ意味がないんです。例えて言うなら、まるで裸でハイヒールだけ履いているようなもの。
しかも、ビタミンやミネラルは0キロカロリーで基本的に熱を作らないので、
野菜だけを食べていると体はどんどん冷えていきます。」
しかし、厚生労働省は1日に必要な野菜の摂取量を350g、というたっぷりの量を推奨しているけれど…。
「それはあくまで目安。それよりも「食欲」という本能を大切にすべきです。
疲れたときに甘いものが食べたくなるのと同じように、焼き肉をたくさん食べると
自然に野菜が食べたくなりますよね。1食でどれだけ、1日でどれだけとるとかではなく、
自分の体が欲したときに欲した量をとること。それがその人の体に必要なものであり、
カラダや肌、ココロに届くような野菜の食べ方なんです。間違えないでくださいね。」
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