09/04/16 08:59:37 sxuBy6PB0
ここでおさらいも兼ねて考察しよう。シフト形態は、
①9~15時②12~18時③18~22時④22~翌9時が基本だが、昼は混むので避ける傾向にある。
そこで①9~14時②14~18時③18~22時④22~翌9時とし11時~14時の短時間ヘルプ体勢となる。
このシフト表でも分かるようにシフト前後での重複は全く無い。あたかも滑走路無しで離発着を強要させる仕様である。
そして問題はこの引継ぎ時間毎に、様々な残務処理=錆残が発生する事だ。
都心と地方を同一に考えるのも問題とは思うが繁忙店の都心は大人数であり暇そうな地方はワンオペだろうが
単純化するためにワンオペ(時間帯責任者が一人)として考えよう。
つまり、1日に4交代という事はシフト毎に錆残が発生し4回(4人)もの無賃労働が発生しているという事である。
時間内に終わらせて帰れば良いではないかと思う者も居るだろうが不可能である。
普通の店舗業務は開店閉店前後30分程度の準備時間を設け売上げ計算をして一日を終える。
2交代3交代のシフトでも引継ぎ時間、休憩時間を考慮された重複のあるシフトが当然だ。
しかし、ワンオペ至上主義の全焼は、シフト交代時間にのりしろが無い為、シフト時間売上げ計算、レジ金確認等を接客し
ながら行なわないといけない。シフト時間内の作業は1分1秒たりとも無駄には出来ない。
牛丼を作って客に出すだけが仕事ではないのである。
さて、この錆残=超過勤務時間が30分と仮定しよう。シフト4回(4人)分で2時間。
一店舗一日当たり2時間の錆残で時給800円とすると2h×\800=1600(日円)。
24時間年中無休なので1ヶ月30日×1600(日円)=48,000(月円)
月@48,000×12ヶ月=576,000(年円)となる
全焼の全国店舗数が約1,000店舗とすると576,000(年円)×1000店舗=576,000,000(全国年円)
個人にはたった30分の錆残=400円ぽっちの賃金不払いでもそれを行なう企業は
年間5億7600万円の企業利益を隠匿出来てしまうのだ!
繁忙店のワンオペはありえないだろう。ホールと厨房で二人は必要だろう。30分の錆残で済むとも思えない。
これが新規出店による成長捏造商法のカラクリである。