09/04/14 21:46:58 kgjNpWNg0
■「外国人追い出しデモ反対行動」救援会の声明文
URLリンク(www.labornetjp.org)
4月11日、外国人「追い出しデモ」に抗議した二人の男性が埼玉県警蕨署に逮捕される
事件が起きました。
ひとりは「追い出しデモ」の主催者が掲げていた紙製の横断幕を「盗んだ」容疑で、
もうひとりはそのおよそ3時間後、公務執行妨害容疑での逮捕でした。
彼らの友人として、私たちは両名の救援を呼びかけるとともに、
彼らの行動の意義と逮捕の不当性を訴え、埼玉県警に即時釈放を求めます。
この日、外国人「追い出しデモ」を主催したのは、「在日特権を許さない市民の会」という
右翼団体でした。彼らはこれまであちらこちらで「外国人=犯罪者」という
扇動を続けてきた団体です。彼らはあたり前に地域と関係を作り暮らしている
外国籍の人々を「犯罪者」扱いして、国外への追放を求める活動を続けています。
そのあげく彼らは個人攻撃を開始し、長期に地域に滞在する一家を
「追い出せ」とまで言いだしたのです。
このことをネットなどで知り、当日「在特会」のデモに抗議しようと蕨市外から
駅前に40名ほどの個人が集まりました。それぞれの思いは異なるにしても、
共通していたのは彼らの煽る排外主義への危機感と、
弱い立場にある人を標的にして攻撃する彼らの卑劣さへの怒りでした。
あろうことかこの日のデモコースには、長期滞在の外国人ご一家のお子さんが通っていた
小学校と、現在も通っている中学校が含まれていました。
そこで彼らが「一家を追放せよ」と叫ぶことは、その一家に対してだけでなく、
長期滞在するすべての外国人に対する暴力です。
「特権を許さない」と彼らは言います。しかし、彼らが攻撃の標的としたのは、
もっともこの社会の特権からは遠い外国人の、しかも子どもです。
彼らの言う「国民大行進」は、そのような卑劣かつ卑怯なデモだったのです。
午後1時から「在特会」は「一家の追放」を叫ぶ集会を駅近くの公園で開始しました。
その集会の終わりごろになって、公園の入口に彼らが作成した紙製の横断幕が運ばれてきたのです。