09/04/12 16:08:43 HnnKGWeZ0
■台湾の行くすえ■
国と言うのは、「他国が国と認めるか認めないか」ということですから、日本が国と認めれば国です。
台湾を国と認めている国も世界にはあります。
世界に国は約200カ国存在します。
日本では192カ国と4っつの地域としていますが、台湾を国とは認めていません。
また台湾の成り立ちを、歴史的にみても、
オランダの植民地であったり、清国や日本と同一であったりしたので、自主独立していたことがないことも影響しているでしょう。
大東亜戦争後も、蒋介石率いる中華自由主義勢力によって、侵略されたに等しく。またそれを、アメリカが後押ししました。
今は国民党の独裁から開放され、本省人(生粋の台湾人)を交えた民主政治のもと成り立っています。
そして本省人の支持者の多い民進党主導で、台湾人のDNA鑑定をしたところ
8割が古モンゴロイド、TYPEマレーであることが解りました。
そして残りの2割が、福建人の形質でした。
ちなみに福建人は漢民族ではありません話す言葉はミン南語です。
この様に台湾人自身もアイデンティテーを、模索しています。
なぜ中国は資源もない台湾に固執するのでしょうか、それは思うに地政学から紐解けます。
地球儀を中国中心に逆さに見てください。
中国は日本、台湾、フィリピンの領海に阻まれ太平洋に自由に行き来できないのです。
ですから軍事上、台湾が欲しくてたまらないのです。
もし、台湾が中国になったら、軍事的脅威を感じる国は多くあります。
特に日本、アメリカです。
ですから、台湾を国と認めていない国が多数である事は、台湾にとって国益上の損失ですが(WHOの加盟問題など)、
国であることより、台湾人の多くが、自主独立を望むか、中国、または他の国に帰属するのかは
(アメリカ帰属論や日本帰属論まである)はっきり決めなくてはならないでしょう。
ただ現状において中国が、強行手段を講じれば、アメリカは黙っていないはずです。
日本もなんらかの手段はとるでしょう。
そしてアメリカと同盟関係国もただ傍観はしないはずですし、中国と領土問題を争っている国も多いいので好機と見るかもしれません。
ただ経済的つながりが深くなるほど中国と敵対する国は少なくなることも事実だと思います。