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大阪府和泉市の知的障害者更生施設「大平学園」の職員が、入所者2人を日常的に個室に閉じ込めていたことが
11日までに、分かった。
大阪府は緊急時以外の行動制限を禁じた厚生労働省令に抵触するとして学園を指導。
学園側は閉じ込めをやめ、対応を改善した。
学園は社会福祉法人「日本ヘレンケラー財団」(大阪市)が運営。
3月には同法人の別の障害者施設でも閉じ込めが発覚し、府が指導している。
学園の説明によると、2人は重度の障害がある40代女性と30代男性で、1989年と91年に入所。
ほかの入所者や職員に暴力を振るいけがをさせたことがきっかけで、女性を98年から、男性を2006年から、
食事など職員が多忙な時に、個室のドアに外から突っかい棒をして閉じ込めていた。
府は「恒常的に閉じ込めるのは問題。緊急時でも書面で家族に了承を取るべきだ」と指導。
同学園は「認識が甘く申し訳ない」と陳謝し、職員数を増やすなどの措置を取った。(共同通信)
京都新聞 2009年4月11日(土)
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