09/04/10 23:38:27 QLL6hPBe0
>>1
あの番組観てたけど反吐が出そうになった。
特定の台湾人が何度も「日本統治時代は酷かった」ということを連呼して、
WW1直後の「民族自決」的な潮流に逆行した同化政策やら皇民化教育の強引な
推進がいかに酷いものだったか、という内容をこれでもかと取り上げる。
その一方で台湾近代化によって人食い族の野蛮な風習がなくなったり、アヘン
中毒患者がゼロになったり、法治の概念が台湾人全体に浸透したり、公教育普及
による文盲率の劇的な低下とそれによって台湾の一般市民が近代的な就職の道が
開かれたこと、産業の振興による台湾人の収入の大幅な向上に伴う生活環境の向上、
ダム建設による農業の安定化と増産によって輸出が可能となったことによる外貨の
獲得などといった、他国の植民地では到底見られない善政についての評価は一切
なかった。それに、その事について現在の台湾人がどういう評価を下しているか、
現在の台湾の公教育で日本統治がどう位置づけられ、子供達にどう教育されているか
も全く語られていない。
また、そもそも日本に併合される前の台湾が漢民族による安定的な政情の地域
であったかのような明らかな捏造まであった。WW1直後の民族自決の理念にした
ところで、大多数の場合単なる理念表明にとどまり、現実の政治上では殆どの
ケースで実態にそぐわなかったことを意図的に隠しているし、台湾のような未開の
地域に対する統治方法が一部武断的であったり、公教育の導入が段階的漸進手法
であったり、産業振興政策の遂行過程が多少のひずみを産むことがあるなどの
ことは、統治上ある程度仕方のない事だという現実を全く無視していて、少しでも
現在の価値観からみて人権上問題があったというだけで統治政策や結果について
全否定するような乱暴な話ばかりだった。
これが公共放送のする事かと。開いた口が塞がらないとはこのことだ。
今はネットで実際の台湾に対する日本の統治がどうであったかすぐにわかるのに。