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福岡市で３月下旬から４月上旬にかけ、カラーコピーしたとみられる偽造
１万円札が９枚見つかっていたことを県警が１０日、明らかにした。いずれも
深夜や未明にタクシー運賃の支払いに使われた。手口が共通していることから、
県警は同一犯の可能性が高いとみて偽造通貨行使などの疑いで捜査している。
県警によると、偽１万円札は３月２８日に３枚、４月６日に２枚、１０日に
４枚が使われた。透かしがなく、紙質も本物と異なる粗雑なつくりだった。
９枚のうち１枚は若いカップルが使い、ほかはいずれも４０代から６０代ぐらい
の男が使ったという。マスクやサングラスをしていたとの情報もある。
県警は偽札と見破られないよう夜間を狙って使用を繰り返したとみて調べている。
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