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職員の「中抜け」や病気休暇問題などの不祥事を受けて奈良市が検討を進めている
環境清美部の業務改善が、予定から丸1年遅れ、今年10月をめどに実施される予定で
あることが8日、分かった。午前中に集中している収集課の業務の見直しなどを軸にした
改善となる。ただ、市は「今秋には改革を実施したい」としているが、収集方法の変更
など、地域住民への一定の周知期間も必要とみられることから、実際は秋以降にずれ込む
との見方も出ている。
長期病休で免職された元市職員の問題をきっかけに、勤務中に無断で職場を離れる
「中抜け」や多数の病休取得者、また収集作業車両（パッカー車）へのごみの過積載など、
さまざまな問題が指摘された市環境清美部。有識者による環境清美部再生検討委員会の
提言を受け、市は平成20年度、部内に「業務改善課」を設置した。現状の課題分析を進め、
部全体の業務見直しの検討を進めている
▽奈良新聞
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