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京都府舞鶴市で昨年５月、高校１年の小杉美穂さん（当時１５）が殺害された事件で、殺人容疑などで
逮捕された無職中勝美容疑者（６０）が、事件後、自転車でよく通っていた海沿いの府道を避けるように
行動していたことが９日、地元の住民らの話で分かった。
府道には防犯カメラが複数設置され、事件直前の時間帯に、自転車を押す男が女性と歩く映像が写っていた。
舞鶴署捜査本部は女性を小杉さんと断定、男は中容疑者とみており、府道を避けた行動と事件との関連を
調べている。
捜査関係者によると、中容疑者は「何でほかの人がやったことで逮捕されるのか。やってないことで説明
しようがない」などと供述、容疑を否認している。逮捕前の共同通信の取材には「（自転車には）乗らない」
と話していた。
府道沿いの住民らによると、海沿いの府道では、自転車で市街地と自宅を行き来する中容疑者の姿が
よく目撃され、少なくとも２日に１回は行き来していた。しかし事件後の約２カ月は姿を見かけなくなった。
昨年５月８日に、小杉さんの遺体が見つかり事件が発覚後、自転車の男の存在はすぐに報道され、
６月初旬には防犯カメラの映像も公開された。（共同）
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