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世界自然遺産の景観、韓流ドラマのロケ地巡りやゴルフを楽しむ日本人でにぎわう韓国・済
州島。この島が旧日本軍の要塞(ようさい)だった史実はあまり知られていない。平和の尊さ
を学ぶため戦跡を歩く修学旅行を広げたい--。三島市のNPO法人「グラウンドワーク三島」
(GW三島)は済州特別自治道に、日本の修学旅行生の受け入れを提案し先月、現地を歩い
てまとめた企画書を提出した。
(略)
私設の「平和博物館」も視察した。館長の李英根(イヨンクン)さん(56)が資料を集め、私財
と借金で建てた。(略)地下壕の構築には犠牲者が出た。「けが人は担架で2キロ離れた病
院に運ばれ、死者はたきぎで火葬にされた」。近くに住み、終戦時10歳だった文聖翊(ムン
ソンイク)さん(74)の話だ。URLリンク(mainichi.jp) 抜粋
「戦争には勝者も敗者もない。みんなが被害者だ。悲惨な時代がまた来ないよう、日韓の若者が
一つになって活動する必要がある」。済州島の平和博物館の李英根館長(56)は力を込めた。
文聖翊さん(74)は(略)父は飛行場建設に従事させれたが、日本軍と島民の関係は比較的
良好だったといい、「いじめられるようなことはなかった」と証言する。(静岡新聞3/17記事より抜粋書き起こし)
李英根館長(56)が補足した。「済州島では反発や恨みは日本に向かうよりも直接、指示を出した
地域の有力者や警察官ら同胞に向けられがちだった」
博物館では、日本軍が、現地の人たちから真ちゅう製の食器を供出させた代わりに配った陶製の
器も展示し、来館者への説明を心掛けている。「侵略や供出を免責したり、正当化したりするつもり
はありません。ただ、被害者側は「とられた」と一方的になりがち。事実をありのままに伝えたい」
と李館長。(東京新聞3/7記事より抜粋書き起こし)
在韓国日本大使館の鈴木正人・日本広報文化院副院長も「戦争遺跡などをめぐる現地
有力新聞の報道も反日的ではない」などとして、中高生誘致は有望とみる。(東京新聞3/8記事より抜粋書き起こし)