09/04/08 08:53:11 O
・「美穂ちゃんも(中勝美容疑者を)よく知っていたはずなのに、何でついて行ってしまったのだろう」
殺害された小杉美穂さんと親しかった女子高校生(16)はつぶやいた。殺人と死体遺棄容疑で
逮捕された中容疑者。日ごろから通行人に大声を上げるなどの言動が近辺ではよく知られていたという。
舞鶴市出身。関係者などによると、地元の高校を中退後、京都や大阪で自動車整備工や警備員、
飲食店員などとして働いていた。所帯を持った妻や子とも離別。1人暮らしの自宅には、集めた
大型ゴミが山積みになっていた。だが、顔見知りなどの前では、別の一面ものぞかせている。
事件当夜、中容疑者が訪れた2軒の飲食店。先に訪れた行きつけの店の女性店主(68)は「本当に
あの人なのか、今でも信じられない。店の隅で静かに座っていたし、こんな事件を起こすなんて…」。
後に訪れた店の関係者も「女の子とデュエットするなど、気さくで明るい性格。怒ったり暴れたりする
ことはなかった」と証言する。
複雑な感情を抱えているとみられる中容疑者は、ある事件を起こしていた。
昭和48年、当時25歳だった中容疑者は、内縁の女性=当時(26)=との別れ話のもつれから、
滋賀県草津市の路上で女性とその兄を刃物で刺して殺害。さらに近くの民家に押し入って住人の
女性2人を人質に立てこもった。
ただ、人質となった女性(61)は意外にも「話している最中もずっと包丁を握りしめてやけっぱちな
感じだったが、弱いところのある人だとも思った」と振り返る。最初は興奮していた中容疑者は、
落ち着いて対応する女性と話すうち、次第に家族のことなど身の上を語り始めたという。
殺人罪などで実刑判決を受け、十数年間の服役後に舞鶴へ戻った。行きつけの店の店主は
「店ではヤマモトと名乗っていた。前科があったから隠したかったのかな」と話す。
美穂さん殺害事件では、物証の乏しさのほか、現時点では動機も判然としない。解明は、今後の
捜査の焦点の一つでもある。
中容疑者が逮捕された7日は、美穂さんの11回目の月命日だった。(一部略)
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