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★北朝鮮抗議決議、衆院で採択へ 共産反対、社民は棄権へ
・衆院は7日午後の本会議で、北朝鮮のミサイル発射に抗議し、日本独自の追加経済制裁や新たな
国連安全保障理事会決議を求める国会決議案を採択する。参院も8日に同様の決議をする。
与党と民主党などが賛成する方向だ。与党は決議の全会一致をめざしたが、文言調整で溝が
埋まらなかった共産党が反対、社民党は棄権する。国民新党は対応を検討中だ。
与党がまとめた決議案は、北朝鮮の行為を「ミサイル発射を強行」と断じ、国連安全保障理事会
決議に「明白に違反し、わが国として断じて容認できない」と批判。加えて、「さらなるわが国独自の
制裁を強めるべきだ」などとして、追加制裁の強化や新たな国連安保理決議に向けて政府の
努力を求めた。
野党4党は国会対策委員長会談などで与党案への対応を協議。共社両党は、中国やロシアとも
連携したさらなる外交努力を主張した。これに関連し、民主党の鳩山由紀夫幹事長は7日、
記者団に「参院ではまとまりそうだとの話がある」と、野党多数の参院では連携できる内容の
決議を検討中だと明らかにした。
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