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北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射問題を受け最近、一部の核シェルター輸入・販売会社に「家庭用核シェルター」
の注文や問い合わせが急増していることが5日、分かった。ミサイルが上空を通過するとされた秋田、岩手両県の
客が多いという。
大阪府羽曳野市の株式会社シェルターによると、核シェルターに対する問い合わせは、通常期は「月3件程度」。
しかし、北朝鮮によるミサイル発射情報が報じられ始めた約2カ月前から急増。最近約2カ月で、通常期の数十倍
ペースとなる、約150件の問い合わせが寄せられたという。
そのうち、実際にシェルターの購入契約が成立したのは12件。通常契約に至るのは年間5~6件といい、これも
10倍以上の“大売れ”状態だ。しかも、約150件の問い合わせの約半数、契約した12件のうち8件は、
緊張感が高まっていた秋田、岩手両県の人からという。
売れたほとんどは、販売価格約280万円のスイス製「家庭用核シェルター」。エアコンに似た形状の機器を
マンションやガレージ、倉庫などに設置。同社では、室内の気圧を高め、ろ過装置をつけることで、放射性物質や細菌、
有毒ガスなどを除去できるとしている。
今回、別のシェルターメーカーでは「注文数や問い合わせ数は、普段とそれほど変わらない」と話しているところもあり、
会社によって差異がある可能性もある。株式会社シェルターの西本誠一郎社長は「今回はほとんどの方が、北朝鮮による
ミサイル発射の影響で、注文したり、問い合わせをいただいています。最近約2カ月の注文ペースや問い合わせ件数は、
約30年前に創業して以来、過去最高です」と話している。
[2009年4月6日7時8分]
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