09/04/05 22:51:00 0
北朝鮮のミサイル発射強行で、市民からは「もう北朝鮮に支援は必要ない」と怒りの声が上がった。
拉致問題の解決に背を向けたまま核、ミサイル開発を進める暴挙。拉致被害者の家族は
「断固とした制裁措置を」と憤りの声を上げた。
地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が配備された岩手県。陸上自衛隊岩手山中演習場近くの飲食店店員、
伊藤雄樹さん(29)は「PAC3が発動したら破片が落下しないかと不安だった」と話した。
ミサイル発射に対する怒りや不安は、通過ルート以外の各地でも聞かれた。
神戸市須磨区のスカイマークスタジアムで行われた関西独立リーグの試合を観戦した神戸市中央区の会社員、
坂井吉明さん(58)は「(北朝鮮は)自分の国のことしか考えないから信用できない。もう日本は何の支援もする必要はない」。
円山公園(京都市東山区)で花見をしていた神戸市長田区の会社員、松谷徳子さん(30)は「被害はないということだが、
今後何が起こるか、北朝鮮が何をするか予測できない」と不安そうだった。
日本政府へ注文を付ける人も多く、和歌山県海南市で開かれた菓子祭を訪れた男性(65)も
「国連決議違反で、経済制裁をすべき」。高速道路料金の値下げでにぎわった名神高速道路上りの
大津サービスエリア(大津市)では、名古屋市の無職、須山則料さん(74)が「被害がなくてよかったが、
国には毅然(きぜん)とした態度で臨んでほしい」と話した。
一方、在日コリアンらは発射による影響を心配している。
大阪市生野区のボランティア団体「コリアボランティア協会」の鄭炳熏(チヨン・ビヨンフン)さん(57)は
「たとえ衛星だったとしても、世界を騒がせる事態を引き起こした北朝鮮政府は幼稚で愚かだと思う」と非難したうえで、
「在日コリアンにとって迷惑な話だし、何よりも北朝鮮に住む人が気の毒だ。
日本に住む北朝鮮籍の人たちが悪意を持ってみられることのないように願いたい」と話した。
4月5日20時20分配信 産経新聞
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)