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「本当にミサイル落とせるのか」=誤情報に怒り、混乱-秋田、岩手の市民ら
「そりゃないわ」「しっかりして」。発射情報は誤探知だったという政府の誤報に、神経をとがらせていた
秋田、岩手両県の市民は絶句した。
秋田・男鹿半島の船川港。港から約32キロ離れた海域でカニ漁船を操業させている水産会社「男鹿水産」
の菅原一社長(50)は、テレビの速報で発射情報が流れた瞬間、「えっ」と声を上げ、音量を上げて画面
に見入った。
しかし、直後に誤報と判明。「何なんだよ。こんなんで万が一の時、ミサイルを撃ち落とせるのかよ」と声を
荒げ、「漁船のことが心配なんだよ」と真剣なまなざしで再びニュースに見入った。
盛岡市の清掃業多田たけ子さん(48)は「怖いことだから、ちゃんと正確な情報がほしい」。同市の無職男
性(64)は「めったにない事態だからやむを得ないが、緊張感が足りない」と厳しい口調で話した。
秋田県からの誤情報が防災無線で流れた八峰町。その後の政府の誤報もあり、町内の施設は混乱した。
町立保育園「観海子ども園」では防災無線が流れた時は給食の時間中。園児らに食事を急がせ、慌てて
帰り支度をさせた。すぐに誤報と判明したが、約1時間後に再び発射情報。丸山久美子園長は「情報が
流れるたびに緊張する。とにかく早く終わって」と戸惑った様子で話した。
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