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慰霊登山の5人、雪崩に遭い1人死亡 栃木・茶臼岳 2009年4月2日22時8分
2日午後2時半ごろ、栃木県那須町の那須連峰茶臼岳(標高1915メートル)で、男性5人のグループが雪崩に巻き込まれたと
110番通報があった。県警那須塩原署によると、このうち茨城県牛久市中央5丁目、無職原田節(たかし)さん(59)が雪に埋まり、
約3時間半後に救助隊に発見され病院に運ばれたが、死亡した。
現場は標高約1400メートルの登山口から約700メートル進んだ茶臼岳北東側の中腹。5人は今年1月5日に近くの茶臼岳で
滑落死した東京都福生市の会社員高木光昭さん(当時53)の知人で、都内や横浜市、栃木県内在住という。
高木さんに花を手向けるため、この日午後1時半ごろ入山。強風のためあきらめて戻る途中だったという。遭難後、
4人は自力で下山したが、1人は肋骨(ろっこつ)骨折の重傷という。
同署や救助隊員の話によると、雪崩が起きた当時の風速は約30メートル、現場付近の積雪は約2メートルだった。
幅約10メートル、高さ約100メートルにわたって雪が崩れたといい、もとの積雪の上に新たに積もった雪が崩れた「
表層雪崩」の可能性が高いという。
宇都宮地方気象台によると、寒気を伴う気圧の谷が通過した影響で、現場から約5キロ離れた標高約750メートルの
観測点では1日午後9時ごろから雪が降り、2日午前8時ごろまでに10センチの積雪を記録したという。
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