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政令指定都市岡山が誕生した1日、「大都市の仲間入り」を歓迎したり、街の発展に期待する声が相次いだ。
ただ、「実感がわかない」といった冷めた見方も少なくないようだ。市民には政令市移行はどのように映ったのか、
街の声を聞いた。
「新たなステージに立つことができた」と声を弾ませたのは、清水靖夫さん(72)=中区中井。「県から多くの
権限を引き継ぎ、市民の声が施策に反映されやすくなるはずだ」と続けた。
全国都市緑化おかやまフェアの主会場を訪れていた主婦山中康子さん(33)=東区金岡東町=は「増えた財源で
子どもの医療費無料化を拡大するなど、子育てにやさしい施策を望みたい」と言う。
政令市効果に疑問の声もあった。
会社員長尾宗一郎さん(32)=北区津島西坂=は「将来は中四国州の州都を目指して」とエールを送るが、
「生活へのメリットが見えず、まだ喜びは半分といったところ」。北区に住む女性(71)は「市に権限が移っても、
行政サービスの主体が県から変わっただけ。職員の仕事が大変になるだけでは」と心配顔。
合併地区の庄司和雄さん(66)=北区建部町吉田=は「住民サービス面で恩恵を感じることが少なくなった。
時間はかかるかもしれないが、周辺部も政令市の良さが実感できるようなまちづくりを」と力を込めた。
ソース
山陽新聞 URLリンク(www.sanyo.oni.co.jp)